22/08/05(金)唐澤🌸ランチコース🌸42人
◆ホスト
料理人 唐澤
◆ゲスト 42名
➡️ 事前アンケートでご希望いただいたみなさん
◆コメント
「おいしかった!」と言って笑顔で帰っていただけるようにがんばります。
【メニュー】
- 前菜3種の盛り合わせ
- 鶏もも肉の赤ワイン煮込み
- 桃のスコップケーキ 生チョコガナッシュ風クネル添え
【ワインリスト】
- アッソーロ レッジアーノ フリッツァンテ ロッソ セッコ 2020 メディチ エルメーテ 750ml [微発泡赤]Assolo Reggiano Vino Frizzante Rosso Secco Medici Ermete & Figli S.r.l.(セミナールームのみ用意されていた社長リクエストの赤の発泡酒)
- https://www.tuscany.co.jp/products/detail21613.html ¥1,320
- ピノ ピノ フリッツァンテ NV MGM モンド デル ヴィーノ 750ml [微発泡白]Pino Pino Frizzante Mgm Mondo Del Vino(前菜合わせで用意しました)
- https://www.tuscany.co.jp/products/detail27120.html ¥1,210
- ガヴィ デル コムーネ ディ ガヴィ ブリック サッシ 2020 ロベルト サロット 750ml [白]Gavi Del Comune Di Gavi Bric Sassi Roberto Sarotto(前菜合わせで用意しました)
- https://www.tuscany.co.jp/products/detail22132.html ¥1,705
- ラクリマ ディ モッロ ダルバ 2020 ヴェレノージ 750ml [赤]Lacrima Di Morro D’alba Velenosi(メイン合わせで用意しました)
- https://www.tuscany.co.jp/products/detail22108.html ¥1,529
- ナーリー ヘッド 1924 バーボン エイジド ダブル ブラック カベルネ ソーヴィニヨン 2020 デリカート ファミリー ヴィンヤーズ 750ml [赤]Gnarly Head 1924 Bourbon Aged Double Black Cabernet Sauvignon Delicato Family Vineyards(セミナールームのみ、メイン合わせで用意しました)
- https://www.tuscany.co.jp/products/detail154855.html ¥2,266
- センスアーレ モスカート 2020 ヴィニエティ デル ヴルトゥーレ 750ml [微発泡白]Sensuale Moscato Vigneti Del Vulture(デザート合わせで用意しました)
- https://www.tuscany.co.jp/products/detail27144.html ¥1,617
【今回のワインを発注した先はこちら「TUSCANY(トスカニー)」<https://www.tuscany.co.jp/> 】
- イタリアワイン中心ですが、他国のワインも多数取り扱っています。インポーター毎に検索ができたりもしますので、好みのワインが見つかったらインポーター縛りで探してみてもいいかも。唐澤が結構利用するとこですので、興味があればぜひご覧ください!※唐澤にキックバックなどはございません。
◆レシピ(とりあえず3~4人分程度)
<材料>前菜盛り合わせ
①ラタトゥイユ(調理時間目安:40分程度)
- 玉ねぎ 1個
- パプリカ(赤) 1個
- パプリカ(黄) 1個
- なす 2本
- ズッキーニ 1本
- トマト水煮(ダイスカットの缶など) 1個(缶)※400g程度?
- 塩・こしょう 各少々
- オリーブオイル 適量(大さじ2とか3とか?)
- ハーブ(タイムやローリエ) あれば適量(各1とか?)
<作り方>
- 野菜をオリーブオイルをひいたフライパンで炒めていきます。
- フライパンに投入する順番は、①玉ねぎ(くし切り。大きければ特に外側は二等分) → ②赤黄パプリカ(玉ねぎに大きさ揃える) → ③なす(1cm輪切り) → ④ズッキーニ(1cm輪切り)って感じで。※弱火~中火で、野菜を投入する度に塩を1つまみ振って、全体的にしっとり汗かいて透明感が出る感じまで。
- トマト水煮を投入。トマト水煮の入っていた容器に水入れて、容器に残ってるのもきれいに入れ込みましょう。(水は分量外ですが、煮詰める際の蒸発余剰分程度として200mlくらい目安)
- あれば、タイムやローリエなども投入して野菜が崩れないように一度よく混ぜ、一度沸かしてから弱火にして30分程度煮込みます。※蓋はちょっとずらして蒸気が抜ける程度で。蓋をしておかないとキッチンがトマトまみれになるので注意!
- 野菜全体にトマトがなじんだら、味を見ながら塩・こしょうで整えます。
- お好みですが、酸味が強く感じられるようであれば、軽く砂糖やはちみつなどで整えてもOK!(今回は大量調理だったため長時間煮込んでいますので、加糖せず酸味が飛んでいます)
- フライパン1つで材料を切り分けながら順番に炒めていけば作れます。
- 元々は家庭料理ですので、飾り気なく野菜もざく切りでOK。(お店っぽくするなら、野菜の形を揃えたり、パプリカの皮を剥いたり(焼剥き)、なすやズッキーニの皮を格子目に剥いたりすると見た目も、味の入り具合も良くなります。)
- なくても問題ありませんが、ハーブを加えると香りと複雑味が増し奥行きが出ます。
- 作り置きして保存がある程度ききますので、(最近高いですが)まとまった夏野菜が手元にある時などに仕込んでおくと、いろいろアレンジもできて便利です。(鶏肉のソテーにソース代わりに添えたり、パスタに絡めてもいいですし、野菜を細かめにして作っておけばブイヨンなどで軽く伸ばしてスープにも。トーストやバゲットなどに添えるだけでブルスケッタなどにもできます。)
- ラタトゥイユは冷たいままでも温めてもおいしくいただけます。アレンジもしやすく簡単に野菜もたくさん食べられますので、ぜひお試しください。
- 現在、野菜は基本的に高騰しているので実は一番原価がかかっているかも?オリーブオイルは炒め物に使うものは極端に高級なものでなくてOKで、基本的にはピュアでOK。エクストラヴァージンは熱を加えず食べる時と使い分けるといいとこどりで安上がり!
②キッシュ・ロレーヌ(盛り合わせで出すなら8人前くらい?)
【パートブリゼ(直径22cm程度型必要量)】
- 小麦粉 300g
- バター 130g
- 玉子 2個
- 塩 少々
※分量外
- 打ち粉用小麦粉
- ピケの穴埋め用卵液
※道具
- 重石(こんなの<https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%AB%E9%87%91%E5%B1%9E-PEARL-METAL-EE%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%84-D-4772/dp/B003I85X12/ref=sr_1_3?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=3DHCMO8Y8QS8D&keywords=%E8%A3%BD%E8%8F%93+%E8%AA%BF%E7%90%86%E5%99%A8%E5%85%B7+%E9%87%8D%E7%9F%B3&qid=1661763469&sprefix=%E8%A3%BD%E8%8F%93+%E8%AA%BF%E7%90%86%E5%99%A8%E5%85%B7+%E9%87%8D%E7%9F%B3%2Caps%2C158&sr=8-3>)
- カード(こんなの<https://www.amazon.co.jp/cotta-%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%82%B8%E3%83%8A%E3%83%AB-%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8-%E7%B4%8412%C3%979-5%C3%97H0-3cm-83822/dp/B07DW6DWTJ/ref=sr_1_7?adgrpid=103802487776&gclid=CjwKCAjwx7GYBhB7EiwA0d8oe-10Zy8CJuZ3jfu4ahMx7fIbnPj5rOnTuEDSixgssF2yRjzpLstpQhoCw_8QAvD_BwE&hvadid=591943160779&hvdev=c&hvlocphy=1009308&hvnetw=g&hvqmt=e&hvrand=9364483646547506943&hvtargid=kwd-927259540233&hydadcr=26041_13511406&jp-ad-ap=0&keywords=%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89+%E8%AA%BF%E7%90%86%E5%99%A8%E5%85%B7&qid=1661763360&sr=8-7>)
- 綿棒
- オーブンペーパー(クッキングシート)
【アパレイユ(中身の卵液)】
- 卵 5個
- 生クリーム 200ml
- 豆乳 200ml(牛乳でもOK)
- ベーコン 150g
- 玉ねぎ 1個
- ほうれん草 1/2束
- チーズ 60g
- ナツメグ 少々
※分量外
- オリーブオイル(炒め油)
<作り方>
【準備】
- 型に油を塗る(バターでもいいし、オリーブオイルでもいいし、サラダ油でもいいです)
- 粉をふるって冷蔵庫で冷やしておく
- バターを1cm角くらいにカットして冷蔵庫で冷やしておく
- オーブンペーパー(クッキングシート)を型より一回り大きくカットして、周囲に切れ目を入れて型にはまる様にしとく(2枚)
【パートブリゼ】
- ボウルに小麦粉、塩、バターを入れて、カード(なければゴムベラとかでもいいですけど)で細かく切る様に混ぜ合わせる
- 細かくなってきたら、両手をこすり合わせるように合わせる(さらさらでバターの粒を感じなくなるくらいが目安。※バターを溶かしたいわけではないので、体温でバターを溶かさないように注意!温度が上がってきてしまったら、一度冷蔵庫で冷やします)←フードプロセッサーがあるととても簡単です
- ボウルの中でくぼみを作り、溶いた卵を2階に分けて加え、都度切る様に全体を混ぜ合わせる
- だいたい混ざってきたら、生地をひとまとめにしてボウルの中で半分に切って重ねる
- ボウルを1/4回転させ、生地の向きを90°回転した状態で、上から生地を押し潰す
- 再び生地を半分に切って重ねて押し潰して…この作業を合計3回、パイ生地みたいに層を作る
- 生地を薄めに均してラップで包んで冷蔵庫で3~4時間休ませる(前日仕込みでもOKですし、生地は冷凍できます)
- オーブンを180℃に予熱
- 作業台にオーブンペーパー(クッキングシート)を敷いて、7の生地を乗せ上からラップをかけた状態で綿棒で2mm厚くらいまで手早く伸ばす(途中で生地がダレてきたら都度冷蔵庫で冷やしながら作業)
- 型よりも少し大きめに伸ばし、型に敷き込み、型からはみ出す分は型の上で綿棒を転がして切り取ります
- フォークの先で生地の表面をまんべんなく穴をあけ、オーブンペーパー(クッキングシート)を生地の上に敷いて、その上に重石を乗せる(全体にまんべんなく)
- 8で180℃に予熱したオーブンで30分焼く
- 底と側面が乾いて色づいたら、重石とオーブンペーパーを取り除き、フォークであけた穴を埋めるように溶き卵を塗る
- 170℃でさらに10分から焼する
※重石がない場合には、型よりも一回り小さな耐熱の器や鍋蓋など、ある程度重さのあるものを乗せて、隙間にはアルミホイルを棒状に固めたものを詰めるなどでもOK
【アパレイユ】(生地を焼いてる間に作っちゃおう)
- ボウルに卵を入れ溶く
- 豆乳、生クリーム、ナツメグを加えてよく混ぜる
- フライパンで、オリーブオイル(炒め分)でベーコンと玉ねぎを炒める
- 玉ねぎがしんなりしてきたら、ほうれん草を加えて炒める
※使用するチーズの塩気によっては、このタイミングで軽く塩を振り入れて炒める
【キッシュ】(組み立て)
- オーブンを180℃に予熱
- から焼したタルトに炒めた具材、アパレイユ、チーズの順番に2回に分けて入れていく
- 8~9分目くらいまで入れたら、オーブンで30分焼く
- 焼き上がりすぐは柔らかいので、型のまま温度を下げ、1度冷蔵庫で冷ました後に方から外す
- 食べる際にお好みのサイズにカットして温める
※一度冷やした方が安定するとともに、味もなじむので美味しくなると思いますよ
※キッシュの具材はお好みでなんでも!(ジャガイモとかパプリカとかアスパラとか、サーモンなんかも定番です)
※「正直、生地なんて面倒くさくて作ってられない!」ということであれば、冷凍パイシートで代用できます!買ってきて伸ばして敷くだけ!超簡単!アパレイユさえ作ればOK!
③生ハムと季節のフルーツ
- 生ハム 適量
- 季節のフルーツ(今回はいちじく) 1/2個程度
- EXVオリーブオイル 適量
- 塩・こしょう 適量
<作り方>
- お好みのフルーツを一口大程度にカット
- 生ハムを乗せたり巻いたり(使用するフルーツにより適宜)※多すぎると生ハム勝っちゃうんで程々
- EXVオリーブオイルと塩・こしょうを少々(塩味は生ハムで十分あるので、塩はお好みでもOK)
- 手間がかからず、盛り合わせに一品あるだけで雰囲気出ます!
- 今回はシーズン終わりギリギリの夏いちじくを使用しましたので、人によってはかなり熟したものだったかもしれません。イチジクは6月頃から7月頃に夏いちじく、9月頃から10月頃に秋いちじくと2回程市場に出回りますので、よろしければ。
- フルーツはいちじく以外にも、メロンや桃、柿とかよく合わせます。お好みの組み合わせを探して、好きなワインと合わせてみるのも楽しいですよ。
<材料>鶏もも肉の赤ワイン煮込み Coq au vin(調理時間目安:60分程度)
- 鶏もも肉(今回は都合で骨抜き) 3~4枚
- 玉ねぎ 1本(サイズによる)
- 人参 1個(サイズによる)
- マッシュルーム 2pc(他のキノコでもOK)
- ベーコン お好みで
- 赤ワイン 1本
- 水 200ml
- 小麦粉 適量
- コンソメ 固形1個とか
- 塩・こしょう 適量
- 油 適量
- タイム・ローリエなど香草 お好みで
- 砂糖やはちみつ お好みで
<作り方>
- 鶏もも肉のドリップや水気を拭き取ります。(神経質になる必要はありませんが、脂(皮じゃなくて、皮目と身の間とかにある黄色っぽい「あぶら」は臭みなどの素になるので、血合い部分と一緒に取り除いておいた方がいいかも。骨付きのもも肉を使用する場合はもはや気にせずでもいいですし、皮目(盛り付け時に上になる方)と逆側の骨に沿って切り込みを入れ、処理できる範囲で下処理するのでもOK)※処理が面倒であれば胸肉でも全然OKです。
- 1の鶏もも肉に塩・こしょうをして小麦粉をまぶし、軽く油をひいた中火~強火のフライパンで表面にこんがり焼き目をつける。(中まで火を通す必要はありません)
- 2の鶏もも肉をボウルやバットなどに取り出します。
- 鶏もも肉を焼いたフライパンで野菜を中火で炒めていきます。(野菜の切り方に決まりはありませんが、小さすぎると煮崩れてしまうので、ごろっと大き目でOK。火通しを揃える意味で大きさはおおむね同じくらいに揃えて。今回の野菜であれば、①玉ねぎ → ②人参 → ③マッシュルーム
- 材料に含まれるベーコンはマストではありませんが、4の野菜を炒めるタイミングでベーコンを加えて炒めると味わいに奥行きが出て美味しくなると個人的には思います。
- フライパンに3で取り出した鶏もも肉を戻し、分量の水を加えます。
- 強火にして、分量の赤ワインを加え沸騰させ、アクを取ります。
- 中火にして、コンソメとお好みで香草を加え、40分程煮込みます。※蓋は蒸気が抜けるようにずらして。
- 味見して、必要なら塩・こしょうで味を整えたら完成です。(お好みで砂糖やはちみつを加えてもOK。※今回は加えていません)
- 材料の量にあったサイズであれば、基本的にはこちらもフライパン一つで調理可能。
- 今回は、当初「牛肉」を使用予定でしたが、なかなか必要量のかたまり肉が売ってなくて、仕方ないので鶏肉に変更しました。(100g/¥98のイオンで売ってた「普通の国産鶏もも肉」です)
- 牛肉でも鶏肉でもどちらもフランスのワイン産地でよく見られる郷土料理です。
- メインである肉の種類も、加える野菜もお好みやシーズンによって自由に組み合わせられます。
- 今回掲載の分量は、ワイン1本750mlを使い切る量で換算してます。前菜や副菜などによりますが、3~4人前程度でしょうか?
- 小麦粉をまぶして炒めることで、粉に火を通しつつ、仕上がりに「とろみ」をつけています。カレーなどの「ルー」やベシャメルなどの「ホワイトソース」と同じ考え方です。
- 煮込み系の料理は、先に表面をしっかり焼き固めておくと煮崩れがしづらくなります。
- 今回はかなり下処理をしっかりして筋や脂をほぼ取り除いた上で、大量調理でしたので長時間煮込んだため肉が煮崩れていたと思いますが、そこまで神経質に下処理せずレシピくらいの煮込み時間であれば「かたまり肉」として存在感も楽しめると思います。
- 今回は仕込みが間に合わず挫折しましたが、定番の付け合わせとしてジャガイモのピューレ(マッシュポテト)なんか添えても色のコントラストも出ていいと思います。
<材料>桃のスコップケーキ 生チョコガナッシュ風クネル添え
【桃のスコップケーキ】
【スポンジ】
- 卵(M) 3個
- きび砂糖 80g
- 薄力粉 75g
- 無塩バター 40g
- 豆乳 30g
【生クリーム】
- 生クリーム 37%~40% 200ml
- てんさい糖 15g
- バニラペースト 適量
【シロップ】
- キルシュ(サクランボのブランデー) 5g
- 水 20g
- グラニュー糖 10g
【フルーツ】
- 季節のフルーツ(今回は桃) 適量
<作り方>
- オーブンは180℃に予熱
- 天板に一回り大きくクッキングシートを敷き、4つ角に切れ目を入れて折り返したりして、焼き上がりの型を作っとく
【シートスポンジ】
- 薄力粉をふるう
- 豆乳とバターを合わせてレンジで人肌程度に温める。(バターを溶かす)
- ボウルに卵ときび砂糖を入れ、ハンドミキサー(高速)で3分程度混ぜる ※ふわふわになるけど、気泡が荒い程度が目安
- ハンドミキサーを中速に変更して、また3分程度しっかり混ぜる。※とろみが出てきます
- ハンドミキサーを低速に変更して2~3分程度。※気泡がきめ細かくなって、もったりとしてきます
- ふるっておいた薄力粉を2回に分けて加え混ぜる。※ゴムベラなどで下からすくって返すイメージで全体をふんわり混ぜ込む
- 2で作ったバターと豆乳に少しだけ6で混ぜた生地を加え少し馴染ませたら、一気に6のボウルに加えてゴムベラでふんわり混ぜる。
- 天板に流し、中心から4つ角に生地が行き渡るように平らに均す。
- 天板を少し浮かせて落とし、余分な空気を抜く。※優しくポンで大丈夫。あんまりしつこく強くやるとせっかくふんわり空気を含んだ生地の必要な気泡まで死んじゃいます
- 180℃で8分、回転させて5分焼く。※指で軽く押して生地が返ってくればOK(レジリエンス!)
- (あれば)クーラーに乗せ、固く絞ったキッチンペーパーを被せ粗熱を取る。※粗熱取れたらクッキングシートをゆっくり剥がす
【クリーム】
- 生クリームにてんさい糖とバニラペーストを加えて6分立て。※角とか立ちません。ケーキにデコレーションしたりするわけではないので、生クリームを角が立つまで泡立てるとかのイメージからすると、結構緩くなります
【シロップ】
- 水とグラニュー糖を小鍋に入れて一煮立ちさせてキルシュを加えます。※今回は香り付けのみが目的のため、アルコール飛ばすのにキルシュも一緒に火にかけてますが、アルコールOKであれば一煮立ちさせたシロップを火から下ろしてからキルシュ加えます
【組み立て】
- 用意した容器にシートスポンジを敷き、ハケなどでシロップをたっぷり塗る※今回の容器は都合上ジップロックコンテナでしたが、ガラスの容器などに盛り付けると、組み立てた層が側面からも見られるし綺麗ですよ
- クリームをスプーンなどで容器の角までたっぷり満遍なく乗せる
- 切ったフルーツを並べる※使用するフルーツによって並べ方や量などはお好みで大丈夫です
- クリームを2と同様に満遍なく乗せる
- 1~4の繰り返し
- 今回はシンプルに桃だけ使いましたが、フルーツなど具材はお好みでなんでもOK!
- 上記の通り、ガラス容器など中が見えてそのまま卓上に出せる容器の場合、使用する食材によっては、スライスしたフルーツなどを容器側面に張り付けるように盛り付けていっても見た目華やかで可愛く仕上がりますよ
- 今回使用したサクランボのブランデーであるキルシュですが、わりと春夏のフルーツとは相性いいと思います。※イチゴ・桃・マスカットとか
- 香りづけに使用するお酒は使用するフルーツに合わせて変えると、より香り豊かで奥行きも出て美味しいと思います。※オレンジにはコアントローやグラン・マルニエ、栗や洋ナシなどの秋冬のフルーツにはブランデーやラム酒なんかが合わせやすいと思います(基本的に蒸留酒をお好みで)
- 今回は、ちょっと多めに作ったのでちょっとシロップをクリームに加えてたりします。
- 今回、生地やクリーム、シロップで使用する砂糖変更してますが、これが絶対の正解!ってわけではないので、お好みで砂糖の種類変えてみると味わいやボリュームも変わって楽しいと思いますよ。※やたら好評だったクリームですが、てんさい糖が甘味としては柔らかめのアタックだったのは確かにあったんだと思いますが、少し甘さ控えめにして、少し香りづけしてたり、泡立てを緩めにしてたのとかが総合的に軽めに感じられた要因なのではないかと・・・わからんけど。苦笑
- スコップケーキは容器に順番に入れて層を作っていくだけなので簡単ですが、その割に季節や食材によってバリエーションが出せますし、華やかに仕上げられます。盛り付けも大きめのスプーン(スコップ←スコップケーキの語源です)ですくってお皿に盛るだけなので簡単ですし。
- あと、たいていのデザートに言えることですが、皿盛りしたらミントを飾り粉糖をふるうだけで急にレストランデザートみたいになるので、「ここぞ!」というときは試してみてください!※チョコ系のものは粉糖でもいいですし、ココアパウダーをふってもいいですね!粉糖などをふるう時には遠慮せずケーキ等本体だけでなく、お皿にもふるうといいですよ。※皿全体よりは皿の1/2~1/3など、盛り付け正面に対して斜めとか?
【生チョコガナッシュ風クネル】
- ヨーグルト
- 板チョコ
<作り方>
- ざるなどにキッチンペーパーやさらしなどをひき、プレーンヨーグルトを開け、プレーンヨーグルトの水切りをします。
- 板チョコを細かく砕き(切ってもOK)湯銭などで溶かします。
- 溶かしたチョコレートに、1で水切りしたヨーグルトを加え手早くよく混ぜます。
- 全体に均等に混ざったら、容器に移します。底を叩くなどして空気を抜き、表面を均したら蓋(もしくはラップ)をして冷蔵庫で冷やします。
- 冷え固まったら適量をお皿に盛りつけ。※カットしたり今回みたいにクネルにしたり
- 水切りヨーグルトは結構いろいろなアレンジの利く食材です。水切りしただけで濃厚な凝縮感もでますし、少し強めに水切りしたヨーグルトは「フロマージュ・ブラン」というフレッシュチーズのように。そのままはちみつなどを添えて食べるだけでも美味しいですよ。
- また、水切りヨーグルトはサラダなどに加えてもさわやかな酸味とフレッシュチーズのような食べ応えもありおすすめです。
- 「水切り」とは言いますが、実際に出てくる水分はいわゆるプロテインなどで有名な「ホエー」です。捨ててしまうのももったいないので、料理に加えてみたりドレッシングなどに加えて隠し味にするのもおすすめ。※日持ちはしないので保存して使用ってのはおすすめしません
- 極端に簡単な調理工程ですが、チョコを溶かす時に電子レンジを使用する場合は焦がさないように注意!短時間ずつレンジにかけては取り出し、混ぜ・・・の繰り返し。ダマが残らないように全体が滑らかな液状にしましょう。
- ヨーグルトを加えてからは、温度が下がればどんどんチョコレートは固まっていきますので、手早く全体を均一に混ぜていきましょう。
- 湯銭で熱を加える時も、冷めていく時も、当然ボウルなど容器の外側から温度変化していきやすいので、ゴムベラなどでボウルなどの縁から真ん中に向けて混ぜていくイメージで混ぜると温度が均一にしやすいと思います。
- アレンジとして、チョコとヨーグルトを混ぜるタイミングで、ホイップしたクリームを潰さないように混ぜ込んだりすれば、もうすこしふんわりしたムース状の仕上がりに。フルーツやフルーツのピューレなどを混ぜ込んだりしても華やかになりますし、クランチのようなものを混ぜ込めば食感にアクセントも生まれます。
- 今回は、メインデザートに添えましたが、単体でデザートとして食べるなら、クネル型にするにしても大きめに抜くとか、カットしてテリーヌっぽく盛り付けてもいいと思います。
- デザートの仕上げとして、今回のようにお皿にはみ出るくらい粉糖を振ったり、チョコだけであればココアパウダーを振ってもいいかもしれません。予算に余裕があって手に入ればミントを飾るだけで急にお店のデザートみたいに見えますよ。(我が家では、ベランダ菜園のミントが活躍しています)
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